「秋は、大人っぽいメイクで自分を演出したい」
さて具体的にどんなメイクをすればよいのでしょうか?
自己流に、大人っぽく見せようと頑張ったことが裏目に出てしまっているかもしれません。
ここでは「大人きれい」を目指した基本のポイントメイクについてお話ししていきます。
目次
1.キレイになったつもりが残念なことに
なりたいイメージと違ってしまった例をあげてみました。
知的に見せたい
眉を薄いグレーで、きりっと描いた→(結果)キツい顔立ちに見えてしまった
上品に見せたい
ピンクベージュのリップを塗った→(結果)地味な印象の顔立ちに見えてしまった
フェミニンに見せたい
眉を明るい色でふんわりと描いた→(結果)ぼやけた顔立ちに見えてしまった
元気ではつらつと見せたい
チークとリップを赤で統一した→(結果)単にハデな顔立ちに見えてしまった
ピュアなイメージに見せたい
チークをピンク色で顔の内側へ丸く塗ってみた→(結果)顔だけが幼く見えてバランスがくずれてしまった
おしゃれに見せたい
唇の輪郭を無視して、リップをじかに大きめに塗った→(結果)だらしない印象の顔立ちに見えてしまった
このことからわかるのは、眉、チーク、リップの塗りかたを勘違いすると、とんでもないことになるということです。
この3つにポイントを置いて、「大人きれい」メイクを作っていきましょう。
2.知性を決めるのは眉
最近の眉の傾向は、太目でふんわりとした、ややまっすぐなライン。
大人っぽさを目指すなら、このまっすぐさと、きれいな毛の流れのバランスが大切になってきます。
でも、眉そのものが薄くなっている人も多いのでは?
最近は、眉毛も専用美容液があるので、助かります。
眉尻の位置
小鼻のわきと、目尻の端を結んだ延長線上に眉尻をもってきます。
使うアイテム
●細めに描ける、リキッドタイプのアイブロウ。ライトグレー色を使います。
●赤みをおさえた、パウダータイプのアイブロウ
眉頭に使います
全体に使います
眉の作りかた
1:スクリューブラシを下から上に動かして、眉頭をとかし、毛並みを立たせます。
眉山から眉尻にかけては、上から斜め下に、ゆるいカーブを描くように向かってとかします。
2:通常は、眉山の下は上にえぐられた形になっています。
このままではふんわり感がそこなわれてしまうので、この部分にリキッドタイプのアイブロウを使って細かく埋めていきます。
眉頭からほぼ同じ太さになるように、1本ずつ足すイメージで。
3:パウダータイプのアイブロウをブラシにとって、毛並みをつぶさないように眉頭の下から上へすべらせるように塗ります。
アッシュブラウン色がなじみやすいです。これで引き締まった感が出ます。
4:ライトブラウン色のパウダータイプアイブロウをブラシにとって、眉頭から眉尻へ向かって、すべるように塗ります。
これで強いながらも、ふんわりとした大人のイメージの眉が出来上がります。
3.チークは血色をよくみせるためじゃない
秋の大人メイクは、色を感じさせない程度に上品にチークを入れることがポイントです。
かといって、近寄りがたいわけではなく、包容力を感じさせることもお忘れなく。
チークを入れる位置
外側に塗ることで、子供っぽさから脱出します。
また、色味よりもツヤ感じさせるのが大切です。
使うアイテム
●濃淡ピンクを組み合わせたパウダータイプのチークを使います。
ブレンド次第で自分の顔色に合わせることが可能です。
白っぽいピンクが入っていれば、ハイライト効果として使えるのでとても便利です。
チークの入れかた
コーラル、ベージュ、青み系ピンクのチークをブラシで混ぜ、自分の顔色と合う色に作ります。
こればかりは何回も試してみつけていくしかありません。
また、その日の自分の顔色も異なるので、調整は必要です。
1:鏡を見て、笑ったときに高くなる頬の部分から、もみあげの手前に向かって、楕円の形にチークを入れます。
これで骨格が強調されて大人っぽくなります。
2:白ピンクのチークをブラシにとり、1のチークと少し重なるようにして頬の中央に丸く入れます。
これでやさしい立体感が出ます。
3:スポンジの端で、1で入れた部分のまわりをそっと、たたきこんで色をなじませます。
こうすることで肌と一体感がでて、ツヤも生まれます。
4.唇でエレガントさを演出しよう
秋のリップといえば、今回は「赤茶色」を取り上げてみます。
赤茶は、落ち着き感があり、大人きれいの仕上げにもおすすめカラーです。
ぷっくりとした知的な唇を作ってみましょう。
輪郭をとるのがコツ
口角を外して、輪郭をとります。
これでボリュームも出しつつ、唇の形も締まって品が生まれます。
使うアイテム
●ペンシルタイプのリップライナー。色はシナモンベージュ。
●モイスチャータイプのリップスティック。色は深みのあるブラウンレッド。
リップの塗りかた
1:上の唇の輪郭をとります。
まず、両側の口角から1cmほど内側に入ったところからはじめて、唇の中心に向かいリップライナーでなぞります。
唇の山の部分は、輪郭の外側を丸くなぞって、ふっくらした形にします。
2:下の唇の輪郭は中央の部分のみです。
輪郭の裏側をいつもよりオーバー気味にとることで、リップがなじむようになります。
3:リップスティックは鏡をみながら、じかに塗ります。
輪郭からはみださないようにして、リップライナーの輪郭にも重なるように。塗りにくい口角はブラシでもOKです。
ムラにならないように、じかに塗ることで、ツヤ感が増します。
いつものアイメイクでも、この眉、チーク、唇を変えてみると、「大人きれい」な印象が生まれます。試してみてくださいね。
読んでくださりありがとうございました。