秋のメイクは目元にこだわるのがポイント。
眉も整えてばっちりアイメイクしてはみたものの、なんだかイメージしていたものと違う・・・そんな経験があるかたへ。
もしかするとそれは、自分の目に合っていないメイクのやりかたなのかもしれません。
今回は、自分の魅力を最大限に引き出すアイメイクをご紹介します。
目次
二重まぶたにあこがれる?
アイドル、モデル、女優・・・。
メディアでみかける女性たちには二重まぶたであることが多いです。
二重まぶたにあこがれる理由としては、「目が大きくみえる」「カワイイ」「モテる」といった声があげられます。
一重まぶたや奥二重の人は、二重にみせるアイテムでアイメイクをしますが、いっぽう二重まぶたの人は、童顔に見えるのが嫌で、クールな印象を与える一重まぶたに憧れている場合もあります。
「ないものねだり」というものですね。
魅力さえ引き出せれば目のかたちは関係ない
くっきりした二重まぶたの人が、目の周りをぐるぐるアイシャドウを入れてしまうと派手すぎますし、一重まぶたの人が、アイラインを太く入れてしまうと目を閉じたときに不自然になってしまいます。
まずは、自分の目のタイプに合ったアイメイクのコツを知ることから始めませんか?
印象も変わりますし、自分の魅力を見つけられれば、「二重アイテム」は不要になるかもしれません。
鏡を見て自分のタイプを知ろう
目のタイプは大きく分けて「一重まぶた」と「二重まぶた」の2種類があります。
鏡を見なくても、自分のタイプはすぐにわかるでしょう。
ただし「二重まぶた」はさらに数種類あります。
今一度、よく鏡を見て確認してみてください。
一重まぶた
目頭から目尻までスッキリと1本のラインでつながっているまぶたです。
ミステリアスな雰囲気を出せるのが強みです。
奥二重
まぶたの奥に細く二重がみえる状態です。
目頭から半分のところまではまぶたがかぶさって一重っぽく見え、目尻側で二重に分かれています。
目尻のメイクを楽しみましょう。
幅の狭い二重まぶた
目頭から目尻まで二重なのですが、その幅が狭いため、奥二重に間違われることも多いのがこのタイプです。
今、鏡を見て気づいた人もいるかもしれませんね。
幅が変わる二重まぶた
目尻に行くにしたがって二重の幅が広くなっているタイプです。
奥二重と似た印象があります。
幅の広い二重まぶた
一般に言われるところの二重まぶたです。
油断をすると派手メイクになりがちです。
左右違いのまぶた
右と左のまぶたが違うタイプです。
実はこのタイプは多いのです。
鏡で見慣れた自分の顔と写真の顔にギャップを感じます。
この差を埋めることがアイメイクのポイントとなります。
一重まぶたのアイメイク
一重の強みを引き出すといっても、工夫をしなければのっぺりした感じになってしまいます。
メリハリをつけた目元を演出しましょう。
①ベージュのシャドウをくすり指にとって、アイホールの上の部分までのせます。
付けすぎないように、ほんのり色が出るくらいに。
②ハイライトとなる、パール系の明るい色を涙袋(下まぶたのふくらみ)にのせます。
トントンのせるのではなく、目頭から目尻に向かって指でさっとなでるように。
③ビューラーでまつ毛を上げます。
まつ毛の根元から4割離れたところから先端まで、ひじを使って持ち上げましょう。
④アイラインを引きます。
ここではリキッドタイプがおすすめです。(グレー色)
目をあけた状態で、上下の目尻3分の1に引きましょう。
⑤ブラウンのシャドウをチップにとり、④で引いたラインの上に重ねづけします。
そのあと、ぼかしていきます。
目尻上はブラシ、目尻下は綿棒を使うときれいにぼかせます。
*マスカラはアイラインを完成させたあとに塗ります。
⑥オシャレ度をあげるには、下まぶたの中央にくすみのない、オレンジ系のシャドウを指でのせるとアイメイクが引き立ちます。
⑦顔立ちを立体的に見せるために、2色のブラウンシャドウを混ぜ合わせて、眉頭のくぼみにブラシを使ってのせます。
奥二重のアイメイク
まぶたが重くみえがちです。
横長ラインを強調しつつ、こちらもメリハリをつけましょう。
①グレー系のクリームタイプのシャドウを使います。
直接まぶたにのせず、一度手に出して、ぼかしながら濃さを調節します。
くすり指にとって、アイホールにのせます。
自分の好みの濃さになるように鏡を見ながら確認してください。
②下まぶたの目頭5分の1に、パール系のハイライトとなる明るい色をのせます。
目頭にも「くの字」に入れて陰影を作ります。
③ブラウン色のシャドウをブラシにとって、下まぶたに入れます。
思い切って目尻から5分の4まで入れても派手にはならないのが奥二重の特長です。
④ビューラーでまつ毛を上げるときは、目頭、中央、目尻に分けます。
目頭はまつ毛の根元から3割離れたところから、中央は2割離れたところから、目尻は根元から上げます。
⑤アイラインを入れます。
ここではジェルタイプがおすすめです。(グレー系)
目を開けて指で目尻を上方向に引き上げながら、長めに入れていきます。
⑥この状態だと、実際の目尻と上方向に跳ね上げたラインとのあいだにすきまができています。
目を閉じて、目尻から中央へ向かってこのすきまを埋めるように、ラインを重ねます。
⑦マスカラをまつ毛の根元から塗ります。
これで、印象的な目元を演出できます。
アイメイクの効果を最大限に引き出すために、前もって目元のクマやくすみはなくしておきたいものですね。
スキンケアの段階から美容液で、お手入れをしておくことをおすすめします。
幅の狭い二重まぶたのアイメイク
眉とまぶたとの距離が広く感じられ、眠そうにみられることも。
この距離を縮めて陰影を作りましょう。
①薄めのベージュシャドウをくすり指にとって、上まぶたのアイホール部分にのせます。
②①と同じ色を小さいブラシにとって、下まぶたの目尻から5分の4までのせます。
③ラベンダーパープル色のシャドウをくすり指にとって、上まぶたに重ねます。
パール系を使うと明るい華やかさが出ます。
④まつ毛を上げます。
全体を根元からしっかりビューラーで上げましょう。
⑤ペンシルタイプのアイライナーを使って、目尻以外のまつ毛の間を埋めるように入れていきます。
ラインを引くのではなく、下から点を入れるように。
⑥目尻はリキッドタイプのアイライナーを使って、長めに幅をとって引きます。
⑦上げたまつ毛にマスカラを塗ります。
⑧アイブロウペンシルで、眉毛の下部分を描き足します。
これで、目との距離を縮めることができて、二重まぶたが強調されます。
幅が変わる二重まぶたのアイメイク
このタイプは目頭を頑張ってもあまり効果はありません。
目尻はきれいな二重なので、こちらに重点をおいてアイメイクをすることで印象的な目になります。
①パール系の明るいハイライト色シャドウをくすり指にとって、アイホールに広めにのせます。
②①と同じ色をチップにとって、涙袋に「×の字」を描くようにのせます。
③ミディアムブラウン色のシャドウをチップにとって、目を閉じ、二重の幅にのせます。
目を開けたときに、色がきれいに見えるまでのせてください。
④まつ毛を上げます。
このとき目頭から中央は上げません。中央から目尻の部分を根元からしっかり上げます。
⑤アイラインを入れます。
ペンシルタイプを使って、上まぶたの黒目部分からまつ毛のキワをねらって点を描くように入れます。
⑥パール系の濃いめブラウンシャドウを細いブラシにとって、下まぶたの目尻5分の1にのせます。
⑦まつ毛の根元からマスカラを塗ります。
幅の広い二重まぶたのアイメイク
普段どおりのメイクをしていても、「ケバい」と見られるタイプです。
引き算を意識して、シャドウは濃い色を避けましょう。
①パール系のオフホワイト色シャドウをくすり指にとって、眉の下からアイホール全体に広めにのせます。
少し押さえるようにのせるとパール系がなじみます。
②①よりワントーン落ち着いた色をチップにとって、涙袋に「×の字」を描くようにのせます。
③まつ毛を上げます。
全体に根元から1割離れたところから、ゆるやかなカーブを作るように上げてください。
④ジェルタイプのブラウン色アイライナーを使って、まつ毛のあいだを埋めるようにしたから点を入れます。
指でまぶたを持ち上げるようにすると入れやすくなります。
⑤クリームタイプの明るいオレンジ系のシャドウをチップにとって、目を閉じ、アイラインを引くように二重の幅にのせます。
目を開けてきれいに色がみえていれば大丈夫です。
⑥上げたまつ毛にマスカラを塗ります。
左右違いのまぶたのアイメイク
アイラインで、左右のまぶたを調整しがちですが、難易度は高くなります。
アイシャドウを使って調整するほうがやりやすいのです。
①パール系の明るいハイライト色シャドウをくすり指にとって、アイホールにのせます。
左右同時に進めることがコツです。同じ濃さでのせましょう。
②まつ毛を上げます。
幅が狭いほうの二重は、根元から1割離れたところから、幅が広いほうの二重は、根元から上げてください。
③グレーのシャドウを細いチップにとって、まつ毛のあいだを下から点を描くように入れます。
左右同時にすすめてバランスをみてください。
④幅の広い二重のほうに多めにシャドウをのせます。
目を閉じて、ラインを引くようにチップを動かしてシャドウをのせましょう。
⑤鏡を見るとき、片目ずつ閉じてチェックします。
幅が広いほうの二重がシャドウの幅も広くなっているほうが、目を開けたときに両目のバランスがとれます。
⑥上げたまつ毛にマスカラを塗ります。
このように、目のタイプによってメイクのポイントが異なってきます。
いきなり完璧にはいかないので、練習は必要ですが、慣れていくうちに自分の納得できるメイクに近づけますよ。
読んでくださりありがとうございました。