日本の女性は、日中に座っている平均時間が8時間ほどあり、座り過ぎだと言われています。
特にデスクワークをしていると、様々なトラブルを抱えている人も多いのでは?
今回は、座り過ぎ対策についてストレッチや、話題の血液クリーニングなどについてお話します。
目次
1.座り過ぎはどうして体に悪いの?
「電車やバスで席があくと、すぐに座ってしまう」
「ショッピングに出かけても、カフェにいる時間が長い」
オフィスでも1日の大半を座って過ごしているのに、通勤時間や休日でも同じくらい座っていませんか?
今、座り過ぎによって腰痛や猫背に悩まされている人が増えています。
ほかにも、座る時間が長くなると以下のことが考えられます。
●下半身の筋肉を動かさないので、代謝が悪くなる
●血流が低下して、血管の機能も落ちる
●骨盤がゆがんでくる
これは、週末にまとめて運動してもなかなか改善されるものではありません。
2.座り過ぎ対策はコレ
座り続ける時間を減らすこと
対策としては、連続して座る時間を短くすることです。
30分に1回は立ちましょう。
コピー機まで歩くだけでもリフレッシュになります。
骨盤を立てて座ること
オフィスで椅子に座るときは、奥まで腰かけて、お尻を背もたれにつけるようにしましょう。
座面は、指が2本くらい入るくらいの奥行がちょうどよいです。
座面の高さは、ひざが直角に曲がる高さがめやすとなります。
足裏を床に着けて前後に動かせるくらいに調整します。
これで骨盤が傾きにくくなります。
骨盤がずれているかどうかを簡単にチェックする方法としては、
1.床にTの字をテープなどではり、上の線につま先をつけ、縦の線をはさんで立ちます。
2.目をつぶって、30秒その場で足踏みします。
3.目をあけて、立っている位置がずれていたらその方向に骨盤がずれている可能性があります。
骨盤を調整して体のメンテナンスを定期的に行うことも大切ですね。
ストレッチをすること
あまりおおっぴらに運動はできませんが、椅子に座ったままでできるストレッチで、血流の滞りを防ぎましょう。
(体幹をストレッチ)
1.ゆっくりと息を吐きながら3つ数えて、お腹をへこませます。
2.息を吸いながら、お腹をへこませた状態を保ちます。
背中を真上に伸ばすようにします。これを10回繰り返します。
(お尻、ふとももをストレッチ)
1.両手で椅子の両端の座面を持ちます。
体はまっすぐにして、つま先を床につけてお尻の右側を持ち上げて3秒数えます。
2.左側のお尻も持ち上げて3秒数えます。
左右5回ずつ繰り返しましょう。お尻を引き締めるようにして。
(ふくらはぎをストレッチ)
1.ひざから下の部分を床に垂直になるように、足の裏を床につけます。
2.つま先を上げます。
3.つま先をおろしたら、かかとを上げます。
この動作を10回繰り返します。
時間があれば、ピラティスなども体験してみてはいかがでしょうか?
オフィスだけでなく、自宅の椅子も自分に合ったものを選びたいものです。
背もたれの高さが低ければ、動作範囲が広がるので作業に向いています。
反対に背もたれが高いと、体の動作は制限されますが、背中をもたせかけたりできるので、くつろぐことができます。
3.話題の血液クリーニングとは?
「なかなか、疲れがとれない」
「冷え性がつらい」
このような人たちに、今「血液クリーニング」という方法があります。
すでに欧米では、血液クリーニングが免疫力や自然治癒力を高めるということが広く知られているとのこと。
血液クリーニングとは、血液をさらさらにすることで血流をスムーズにして、体の中から健康を促進するというものです。
冷え性やストレス、疲れに悩んでいる人は、一度無料カウンセリングを受けてみてもよいかもしれません。
一般的な施術としては、血液を採取して浄化、クリーニング・活性化させたあと、再び点滴のスタイルで体に戻します。
血液が健康になることで、お肌にもよい効果が期待できそうです。
4.座り過ぎは、メラニンも増える!?
「座り過ぎて、お尻が鉄板みたいになっちゃった」
と冗談交じりで言う人がいますが、あながち間違ってはいません。
椅子や服でお尻の皮膚が摩擦を受けて炎症を起こしやすくなります。
皮膚は外からの刺激から自分を守るために、厚くなり、その結果メラニンも増えてしまうというのです。
たまに、椅子の上で正座している人がいますが、結果、椅子からの摩擦を防いでいることになっています。
また、正座は骨盤を立てやすいので、座り過ぎ対策としては、アリかもしれませんが、反面、ヒザが痛くなったり、ふくらはぎの血流が低下したりすることもあるので、長時間の正座も注意が必要です。
5.補足:パソコンと座る高さの関係
デスクワークにつきものの、パソコン作業。これも長時間続くと目が疲れてしまいます。
ずっとパソコン画面を見続けているので、目の筋肉もこわばっているのです。
座り過ぎ対策同様に、作業の合間に遠くを見るようにしましょう。
また、目が疲れにくい椅子の高さは、パソコン画面の一番上部分が目の高さになるように調節します。
目線が下がるようにするのです。
そして目とパソコン画面との距離は70cm取りたいものです。
座っているのがツライと感じたら、早速試してみてはいかがでしょうか?
読んでくださりありがとうございました。