石けん洗顔のすすめ

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石けんは基本的に脂肪酸とアルカリを反応させて作ります。

シンプルな原料で製造でできているので、リスクの高い成分を配合する必要はないのです。

また、弱アルカリ性なので、肌表面にこびりついた古い角質や毛穴を緩ませるので、汚れが落ちやすくなります(肌は洗顔後は弱酸性に戻ります)。

今回は、どんな石けんで洗顔をすればいいのかについてお話ししていきます。

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1.石けんの種類と特長

石けんの発見は、紀元前3000年ごろと古く、古代ローマ人が羊を火であぶっていたら、その脂肪が下に落ちて灰と混ざりあってできたものといわれています。

羊の脂と灰のアルカリが中和したことによるものです。

けれども今は、ひとくちに石けんといっても原料や配分によって性質が異なってきます。

皮脂を落とすのが得意な石けん

・牛脂やパーム油に多く含まれるステアリン酸や、パルミチン酸といった脂肪酸を使って作った石けんは、皮脂を落としながらも細胞間脂質を残す性質があります。

細胞間脂質を落とすのが得意な石けん

・オリーブ油や米ぬか油に多く含まれるオレイン酸という脂肪酸を使って作った石けんは、皮脂を残しながら細胞間脂質を落とそうとする性質があります。

2.石けんは高いほうがいい?

普段、ドラッグストアで気軽に手にできる洗顔石けんは、数百円からあります。

いっぽうで化粧品メーカーやスキンケアに特化したメーカーが販売している石けんは数千円します。

その違いは、原料の違いや配合の比率という理由もありますが、一般的な違いは次のようなものです。

安い石けん

・大量生産が可能なものです。

中和法といって、短時間で脂肪酸と苛性ソーダを反応させて作れるのです。

洗浄力は高いのですが、肌を乾燥させやすい傾向にあります。

価格が高い石けん

・油脂に苛性ソーダを反応させて作ります。

洗浄力と保湿力のバランスをとるのに時間がかかります(鹸化法といわれます)。

さらに天然の原料を使用することで価格が高くなります。

もちろん価格だけで決めつけられるものではありません。

自分で試してみる場合は「溶けやすい石けん」は洗浄力が高い中和法で作られた石けん、「溶けにくい石けん」は鹸化法で時間をかけて作られたものと判断できます。

ただ、あまりに安い石けんというのは、敏感肌、乾燥肌にはおすすめできません。

3.石けんで肌をきれいに

肌に負担をかけずに汚れを落とすのに、石けんをおすすめしていますが、「結局のところどんな石けんがいいの?」という疑問が出てきますね。

理想としては「余計なものを落として必要なものを残す」ことにつきます。

古い角質や汚れは落とすけれど、細胞間脂質や皮脂を落とし過ぎない石けんということです。

前の項で、石けんによって得意分野があるということをお話ししました。

ここではそれぞれの働きを持つ2種類の石けんを使った「2回洗顔」についてお話ししましょう。

1回目の石けん

吸着成分の入った石けんを使います。

炭や麦飯石などがそれにあたります。

この石けんは、皮膚に入ったメイク汚れや酸化した皮脂もすっきりと落として、石けんの弱アルカリ性の性質により、肌の表面に張り付いている古い角質をはがし、毛穴をゆるめて汚れを取るという役目があります。

でもこの石けんだけでは、古い角質が削られたような状態になるため、肌を触るとザラザラした感触が残ります。

まさにすりガラスのような状態です。

2回目の石けん

そこで2回目に使用するのが保湿成分を含む石けんです。

2回の洗顔により、残っていたザラザラ感は落ちて、保湿成分が肌の表面をなめらかにととのえます。

ただし、ここでいう保湿成分は、あくまで洗顔中に不足しているうるおいを補充するもの。

必要なぶんだけがなじんでいき、あとは水によって流れていきます。

洗顔のあとのスキンケア用品がきちんと肌に入っていくためには、余計なうるおいは残さないほうがよいです。

4.とにかく2回洗顔すればいいの?

2回洗顔する、ダブル洗顔するといえば普通は「メイク落としのクレンジング+洗顔」をイメージする人も多いと思います。

一般的にクレンジングはメイクの油汚れに強くできているので、洗浄力が強いのです。

そのあとに、合成界面活性剤を含んだ洗顔料を使用するとさらに肌に必要なうるおいを落とし過ぎてしまうことがあります。

そのなかで「うるおいタイプ」といわれているものは、洗顔料の中のアミノ酸や油分が肌に残っている状態であって皮脂や細胞間脂質になるものではありません。

また前の項でお話ししたように、同じ石けんで2回洗顔することも、肌の汚れや保湿をうまく調整できないのです。

やはり、性質の異なる2種類の石けんを使うことをおすすめしています。

(2回洗顔が面倒な方へ)

すべての要素を満たす石けんを捜すのは、難しいものですが、今では研究によりどちらの機能も兼ね備えた石けんも出ています。

私もこちらの石けんを使ってみて、さっぱりする反面、すぐに突っ張ることはありませんでした。

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一度自分の肌で試して判断されるのもよいと思います。

5.メイクも石けんで落ちる?

基本的には、石けんの2回洗顔でメイクは落ちますが、UV効果のあるファンデーションや濃いメイクをしたときは、石けんだけでは残ってしまいます。

先にオイルタイプのクレンジング剤で素早く落としてから洗顔を行ってください。

読んでくださりありがとうございました。

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