「きれいな歯でいたい」
「健康な歯でいたい」
誰もが願うことでしょう。
けれども歯や口のなかに関することで、ついつい忘れがちになってしまうことがあります。
今回は、知っているつもりの自分の歯についておさらいしましょう。
歯ブラシは高いものを使えばよい?
毛の量や形、硬さ柔らかさで歯ブラシを選ぶ人は多いでしょう。
歯磨きをして歯を健康に保つために、奮発して高い歯ブラシを買ったりしていませんか?
けれども自分ではちゃんと磨いているつもりでも、必ず100%きれいに磨けていない歯があります。
自分が右利きか左利きなのか、歯を磨く腕の位置や角度、磨きづらくてつい、手を抜いてしまう部分。
これを理解して対策をしていく必要があるのです。
歯のかみ合わせは大丈夫?
突然ですが、あなたは首や肩が凝ったりしていませんか?
もしかすると、それは上と下の歯のかみあわせが原因になっている可能性もあります。
かみあわせが悪いというのは、歯の一部分に大きな負荷がかかってしまう状態です。
特に奥歯はご飯を食べるときに、食べ物をすりつぶす役目をしているのですが、かみあわせが悪いと、あごがうまく動かずに、食べ物もよくかめていません。
そのまま飲み込んで、胃にも負担をかけてしまうことになります。
歯のかみあわせがよいと、健康にもつながるのです。
口の中が乾燥している?
ドライマウスという言葉を聞いたことがあると思います。
朝起きたら口の中がカラカラだったりしますが、このとき唾液が少なくなっている状態です。
唾液には口の中をきれいにしてくれる役目があります。
ドライマウスになっている場合、悪玉菌が増えているので虫歯や口臭の原因にもなり、それがひどくなると歯周病にもなりやすいと言われています。
歯周病の原因となる菌は感染するため、親子のあいだで同じスプーンやお箸を使うのはやめなければいけません。
体と同じく、口の中にも善玉菌と悪玉菌が存在していて、善玉菌が活発なときは口の中は良好に保たれ、悪玉菌が活発なときはトラブルを招くというわけなのです。
悪い歯は抜けばいい?
虫歯や親知らずになって、歯を抜いてしまう。
たしかにそれは必要なことかもしれません。
けれども一度、歯をなくしてしまうとなくなった部分の働きを他の歯が補うことにり、負担をかけてしまうことにもなります。
骨や皮膚と異なり、永久歯はもう生え変わることはありません。
今ある歯を失わないように、気を付けることが大切です。
生きた善玉菌を配合した歯磨きは、口内トラブルを防ぐと言われています。
定期コースでおすすめされていますが、3回目以降は休止、解約も可能です。
一度試してみるのもいいですね。
虫歯を予防できる食べ物ってあるの?
歯を作る成分はおもに6つの栄養素がありますが、そのうちカルシウム、タンパク質、マグネシウムの3つを含んでいる食べ物があります。
それは「大豆」です。
歯の健康を保つためには、大豆などの豊富な食材をとることをおすすめします。
自分の歯は自分で守らなければ!次回は、おすすめの歯磨き法についてお話します。
読んでくださりありがとうございました。