年齢を重ねるにつれて、髪の悩みは大きくなってきます。
コシやボリュームがなくなってくる髪は、ヘアスタイルもペタンとなって老けた印象を与えてしまいます。
髪のボリューム感を決めるのは、前髪とトップ部分。
そこで今回ポイントとなるのはドライヤーの使いかたです。
といってもちょっとしたブローのコツをつかめば、すぐに実践できるものなのです。
一度はボリュームアップにトライしてみませんか?
前髪をブローするコツ
髪の毛は、濡れた状態から乾く瞬間に形が決まります。
分け目を作らずに乾かすことが大切です。
1:前髪の根元にスプレーにした水を吹き付けて濡らしておきます。
2:前髪の生え際を指の腹で左右にこまかく動かしながら、分け目をなくします。
3:前髪を左右それぞれに寄せて根元にドライヤーの強風をあてます。根元を左右に動かすことで、ふんわりと立ち上がってきます。
4:ドライヤーをCOOLに切り替えて、ふんわりさせた前髪をキープさせます。
5:クシを使って前髪を整えます。前髪が長い人は、手ぐしでサイドに流しながら整えましょう。
トップ部分をブローするコツ
最近は、機能に特化したヘアケア製品が出ています。
ブローの前にはボリュームアップ効果のあるスプレーを使って、髪の根元に吹き付けておくとさらに、やりやすくなります。
1:トップの髪の毛を前に引いて、根元に後ろから前に向かいドライヤーの強風をあてます。まず、ここで立ち上がりをつけるのです。
2:1で前に出した毛束を半分の量にして、同様に毛束を前に出しながら根元にドライヤーの強風をあてます。
3:ドライヤーをCOOLに切り替えて、形をキープさせます。
4:毛束を戻して、全体を手ぐしで整えます。毛先を巻いてもよいですね。
髪の分け目について
朝のヘアスタイリングのとき、いつものように同じ分け目で仕上げている人は多いと思います。
なんとなくよくない、とわかってはいるけど分け目を変えてスタイリングするとうまくいかないから、ついつい同じ分け目で仕上げてしまうのですね。
美容院で「分け目はこのへんですか?」と聞かれることがよくあります。
聞かれると正直に答えてしまいますが、この際思い切って変えてみてはいかがでしょう?
せっかく美容院に行くのですから、美容師さんと相談もできますし、分け目を変えた自分の姿を大きな鏡で確認できるのですからチャレンジしない手はありません。
分け目を変えたほうがいい、というのは、ずっと同じ分け目でいるとその地肌の部分が日焼けをしてしまい角質もぼろぼろになりやすく、薄毛の原因になってしまうからです。
女性もストレスなどで薄毛に悩む人が増えてきましたが、分け目が薄くなると、途端に老けてみえてしまいます。
人の視線もなんとなく、薄い地肌に集まってしまうような気がします。
きっちりした分け目は作らないほうが断然よいです。
ヘアと頭皮を大切にするには、分け目は毎日変えてもいいくらいです。
それが無理ならせめて休みの日に、変えてみることをおすすめします。
分け目を変えることで、印象ががらりと変わってくるので、その印象に合わせたメイクを楽しむこともできます。
新しい自分を発見するのにも役立ちます。
薄毛や抜け毛が気になったり、白髪が目立ち始めたアラフォー世代は体の内側からも髪を健康にする必要があります。
大豆イソフラボンを含んだサプリメントで補うこともおすすめです。
1日99円から始められるので、お試ししてみてはいかがでしょう。
セミロング以上の長さにおすすめの若見せヘアスタイル
ある程度の年齢になったら、誰でも一度は鏡に向かって顔の皮膚を上に引き上げてみたことがあるのでは?
気になっているシワやたるみがその瞬間だけは、きれいに伸びて消えていますね。
「昔は自分もこうだったのに」と落ち込んでしまうことも。
後ろで髪を束ねるのはある意味、顔の皮膚を後ろに引っ張るのでシワやたるみを伸ばす効果が出ているようです。
けれども、伸ばすためにはしっかりと結ぶ必要があります。
しっかり結ぶと顔の前面が出てしまい、ぴたっとしたヘアスタイルになるのでかえって老けた印象を与える可能性があります。
かといって、ゆるく結ぶと顔を上に持ち上げられないし・・・。
そんなときは、「こっそり結び」でリフトアップさせましょう。
(ポイント)
全体のバランスを見るためにも、必ずメイク後にスタイリングしてください。
こっそり結びのやりかた
1:トップの髪の毛を少しとって、軽く前に持ってきたらドライヤーの強風を根元にあてます。
後ろから前に向かってあててください。
2:片側の耳の上の生え際の髪を少しとって、後頭部に向かって引っ張り、いちばんシワやたるみが目立たなくなる角度を探しておきます。
反対側の髪も同様に。
3:2でとった両側の髪の毛束を耳の前に残しておき、その部分より上にある髪をひとつにざっくりとまとめてクリップなどで留めておきます。
4:2でとった左右の毛束を後頭部で合わせて、細目のゴムできつめに結びます。
一つになったその毛束を2つに割って、ふたたび左右に引っ張ることで、顔の皮膚をリフトアップさせます。
5:結んだゴムの結び目が見えないように、上でまとめた髪をおろします。
6:髪全体の形を整えます。
顔周りの髪を巻くと、より華やかさが増します。
いくらメイクで頑張っても髪のボリュームがないと、ちぐはぐなイメージになってしまいます。「ヘアスタイルとメイクはセット」なのです。
読んでくださりありがとうございました。