育毛剤を付ける前に、頭皮の血行をよくして健康にする必要があります。
かといって、頭皮に栄養を与えようと、サプリメントを摂取しても、なかなか薄毛が改善しないという場合もあります。
サプリメントだけでは根本的な解決にはなりません。
実はほかにも原因があるのかも。
目次
ハゲになる人の生活習慣とは
薄毛対策といえば、まずはヘアケアに気を遣うことが挙げられますね。
シャンプー時に皮脂を取り過ぎない、カラーリングやパーマを控える。
こういった努力をしても、しっかりした髪の毛が育ってこない・・・。
頭皮も体の一部です。
体そのものは健康ですか?
生活習慣や、ストレスで疲れた体では頭皮も健康とはいえません。
気づかないところに、原因があるのかもしれませんよ。
エアコンで快適な環境が薄毛を招く!?
冷え性は、女性に多くみられます。
今は、外を歩いているとき以外はどこに入っても、空調がきいています。
気分は快適ですが、体は自分で体温調節をしなくて済むので、だんだん怠けてきます。
本来、代謝を促して汗をかかなければならない夏は涼しく、体温を維持しなければならない冬も暖かいので、血流を体に巡らせる機能も衰えてくるのです。
また、冷房のきいた部屋で冷たい食べ物や飲み物を摂ったり、薄着のままでいたりすることで、体や内臓が冷えて消化吸収力が落ちることで夏バテにもなりやすいのです。
体を動かさなくても済むから薄毛になりやすい!?
健康志向の多くの人は、毎日ジョギングやウォーキングを行っています。
運動が健康にもいいということは頭ではわかっているけれど、朝から晩まで忙しくて、運動する時間がないというのも事実。
ヘタをすると1日10分くらいしか歩いていなかったということも。
「週末にまとめて運動しているから大丈夫」という人もいるでしょう。
運動不足を解消するためなら、それも有効ですが、薄毛対策という面からみると疑問です。
血行を促すという生活は毎日必要です。
特に足を使って運動すると、血の巡りがよくなります。
ストレスで薄毛と脱毛のダブルパンチに!?
人間の体には交感神経と副交感神経があります。
交感神経は活動する時間に優位となり、副交感神経は休息する時間に優位となります。
眠っているあいだに疲れた体を回復させるため、全身に血を巡らせているのです。
最近は、景気は上昇していると言われますが、イコール勤務時間が減るわけではありません。
また日本の企業は顧客満足というところに重点を置いているため、サービス内容のレベルがどんどん上がってきて、少々のサービスでは顧客は満足しなくなっています。
ストレスはたまる一方なのです。
ストレスでイライラしたり、くよくよ考えると夜寝るときになっても交感神経が優位になり、ちゃんと眠ることができません。
疲れもとれなくなります。
すなわち血の巡りも衰えるので、髪の毛にツヤがなくなったりします。
この状態が続くと、薄毛や脱毛症を引き起こしたり、心も疲れてウツになることもあります。
夜寝る前に、うまく交感神経と副交感神経の切り替えを行うことが必要です。
ダイエットで減るのは体重と毛の太さ
一番手っ取り早く痩せるには、食事制限をすることです。
急激なダイエットはしてはいけないということも周知の事実ですね。
なぜなら健康を害してしまうから。
少ない食事量だと、体が生きていくのに必要な部分を優先して、栄養を送り込みます。
極端に言えば、髪の毛がなくても生きることはできます。
優先順位が低いので、栄養は届けられません。
いったん、体重の減少が滞るのも、体が省エネモードになり栄養をため込むために代謝を下げるからです。
肌や髪に元気がなくなるのも当然と言えます。
体臭がキツいのも薄毛の原因に!?
加齢臭とは違い、体臭がキツい人の多くは、ストレスをずっと抱えていたり、食事が偏っていることに問題があります。
すなわち、外食やコンビニ食が多い人です。
安く提供するファミレス、賞味期限の長いコンビニの食事は、化学肥料や農薬、保存料や防腐剤が含まれていたりします。
このような食事がメインになると、栄養が偏って保存料などが消化の邪魔をして体がストレスを抱えてしまい、体臭がキツくなると言われています。
甘いものも体臭をキツくする?
スイーツを見ると、楽しい気分になったり、食べると気持ちが落ち着いたりします。
適度に食べることはいいのですが、取り過ぎは禁物です。
甘いもの、特に白砂糖を使ったスイーツは要注意です。
白砂糖は酸性なので、取り過ぎると体からも酸っぱいような臭いがしてくるのです。
また、酸性に傾くのを抑えるためにカルシウムが使われて、結果カルシウム不足になり、イライラしやすくなります。
血流も滞りがちで体も冷えてきます。
薄毛を改善するには、正しい情報を知って、地道に生活習慣を見直すことが大切です。
読んでくださりありがとうございました。