ほうれい線は3分間で薄くなる!?

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顔の老化現象の大きな悩みである「ほうれい線」。

年齢を重ねることは素敵なことですが、深いほうれい線は、やはり気持ちも下がってしまいます。

ほうれい線を完全になくすことはできませんが、3分間で薄くするお話をしていきます。

マッサージだけでは「ほうれい線」は改善できない

マッサージの効果は、血行をよくしたり、リラックスできたり、小顔も期待できたり、といいいことがたくさんあります。

「強くこすらない」のが最近では常識になっていますね。

ついでに「ほうれい線」も改善したいところですが、これはマッサージだけでは改善できないのです。

昔むかしのお話ですが、笑うときに目元を指で伸ばしながら笑っている女優さんをテレビでときどき見かけました。

笑うと目尻にシワが寄るから、目尻が動かないように抑えていたのだとか・・・。

これはまったくの逆効果。

表情を動かす、すなわち顔の筋肉を動かしていないと表情筋はどんどん衰えていくのです。

入院などで体を動かさない日々が続くと、筋肉が落ちてしまうとの同じです。

顔がたるむと「ほうれい線」も深くなる

先ほどあげた女優さんの例は、仕事柄、普段から表情をめまぐるしく動かしているため同年代の一般の方と比べて若々しい印象がありますが、日常の生活において、そこまで表情を変えることは少ないです。

しかも、職場ではパソコン、プライベートではスマートフォンを長時間見続けているとき、みんな無表情に近い顔をしています。

同じ表情が続くと、使われていない筋肉は硬くなって衰えていきます。

そうして皮膚のシワやたるみが進んでいき、ゆるんだ頬によって「ほうれい線」が深くなっていくのです。

同時に血液やリンパの流れも滞っていくため、くすみやむくみの原因にもなるという悪循環に・・・。

表情筋をほぐすことがポイント

たるみ、シワ、むくみといったサインを感じたら、表情筋をほぐすことをお勧めします。ポイントは

●顔の筋肉をほぐす

●血液、リンパの流れをよくする

●顔のじん帯をやわらかくする

この3つを組み合わせて表情筋のエステを行っていきましょう。

顔のじん帯って?

顔のじん帯とは、ここでは「支持じん帯(リガメント)」のことを指します。

「支持じん帯」は、骨と筋肉と皮膚をつないでいる鎖のような繊維状の束で、コラーゲンでできています。

この「支持じん帯」が筋肉や皮膚のはりを支えています。

弾力があるうちはよいのですが、加齢などによって「支持じん帯」の弾力がなくなっていくと、筋肉と皮膚を支える力が弱まるため、骨の上で留まれずに、たるんでしまうのです。

【顔は、たくさんの支持じん帯が支えています】

●ほうれい線に直結するのは「頬の支持じん帯」

ここを重点的にほぐしていきます。

個人的におすすめでした

もともと丸顔の自分も、40代になってからほうれい線が目立つようになってきました。

頬の肉が重力に負けて下がってきたのです。

ベロ回しをはじめ、色々と顔の運動をやってみましたが効果は今ひとつ・・・。

この支持じん帯をほぐすというやりかたも、なかば半信半疑でしたが、試しに3分間行ってみたところ、予想以上にほうれい線が薄くなっていました。

今ではメイクの前に必ず、取り入れています。

ハリや弾力を作り出す成分繊維芽細胞へアプローチするドリンクと併用するのもおすすめです。

ほうれい線を薄くする「支持じん帯」のほぐしかた

鏡を見ながら頬の支持じん帯確認しましょう。

(準備)

自分のほお骨のラインを指の腹で触って確認します

★ほお骨のライン上の、ほお骨の高い場所に指の腹をあてて、こめかみに向かい斜め上に上げます。

そのまま指の位置を少しずつずらしていくと、ほうれい線が目立たなくなるポイントがみつかります。

(やりかた)

①支持じん帯をほぐす前に、肌のすべりをよくする保湿クリームを塗ります。

②前述の★の部分のうち、黒目の下で指でこめかみ方向へ引き上げたときに、ほうれい線が消える場所を指の腹で小刻みに上下に15秒ずつ動かします。

反対の頬も同様に。

*指を使うよりも、直径5mm程度の丸みのあるスティックの面を使うとより、ポイントが絞れて効果は上がりますが、皮膚の弱い方はかぶれにご注意ください。

*ここでは、スティックの先は皮膚を傷めるおそれもありますので、必ず面を使ってください。

③今度は小刻みに左右に動かします。

方向は外側から内側に向かって動かしてください。

反対側も同様に15秒。

④小鼻のキワをほぐします。

ここでは指先またはスティックの先端を使用します。

小鼻のキワのくぼみに対して斜め下にあて、小鼻を押し上げるように小刻みに動かします。

左右15秒ずつ。

⑤続けて小鼻のキワに対して真横から指先またはスティックの先端をあて、小鼻を押すように外側から小刻みに動かします。

左右15秒ずつ。

⑥次は小鼻のキワに対して斜め上から小鼻を押すように指先またはスティックの先端を外側から小刻みに動かします。

左右15秒ずつ。ほうれい線の始まりを意識して。

⑦頬の支持じん帯全体をやさしくほぐしましょう。

手をグーの形に握り、人差し指の第二関節を小鼻の横においたら、ほお骨のラインにそってくるくると動かします。

このとき指先は外側を向けるとやりやすいです。

少しずつ位置を外側にずらしていき頬の支持じん帯と周りの筋肉を15秒ずつほぐしましょう。

左右同時でかまいません。

これでほうれい線をほぐしてから、メイクをすることで違いを感じられることと思います。

読んでくださりありがとうございました。

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