「ほうれい線」と同じくらい老け顔の原因とされる「目元のたるみ」。
アイシャドウもうまくのらないし、アイラインもまぶたの皮にかくれて思うように引けない。
アイメイクがなじまないと感じたら要注意です。
今回は、目元のたるみをケアする方法についてご紹介します。
目次
1.目元のたるみが低年齢化している?
この10年で、パソコンやスマートフォンを使用する人が劇的に増加しましたね。
目も他の体部分と同じく、使いすぎると疲れて固まってしまいます。
目元を支えているのは眉や目の下、こめかみにある「支持じん帯」。
ここが硬いと、若い人でも眉や目尻が下がって年齢よりも老けて見られることにもなります。
目のまわりの「支持じん帯」をほぐし、血行をよくするためのツボ押しを組み合わせていきましょう。
夜、リラックスしながら行います。
2.目元のたるみにおすすめ!支持じん帯のほぐしかた
眉の支持じん帯
目元にクリームをぬったあと、眉山と眉尻の間を指の腹でやさしく引き上げるようにします。
左右10秒ずつ。
こめかみの支持じん帯
中指と薬指の腹をこめかみにあてて、円をかくようにくるくる回しましょう。
こめかみまわりは、広い範囲でほぐしていくことで目元がやわらかくなります。
こちらもやさしく左右10秒ずつ。
目の下の支持じん帯
目の下に骨があります。
この骨のフチのラインにそって指の腹でやさしく5秒ずつ押していきます。
加えて、美容液も併用して、普段から目元のケアを行うことも大切です。
ビタミンC誘導体の一種MGAや、肌のリズムを整えるとされるビタミンKを含んだアイキララは約1ヶ月分で2980円(税別)と比較的お試ししやすいのではないでしょうか。
3.ツボ押しをプラス
眉頭
眉頭の下、眉間の少しくぼんだ部分に手首を返して親指の腹をあてて押し上げます。
左右同時で5秒。
眉のセンター
眉のセンターあたり、黒目の真上にある部分を親指の腹で押し上げます。
くれぐれも痛みを感じないようにやさしく押してください。
左右同時に5秒。
眉尻
眉尻のあたりのくぼみを親指の腹で、押します。
こちらも力を入れ過ぎないように優しく行ってください。
左右同時に5秒。
首の後ろ
ここで押すツボは2点。
ひとつめは、耳の後ろの出っ張った骨と首のうしろの中心との中間の位置。
髪の生え際の少しくぼんでいるところです。
風地(ふうち)と呼ばれます。
ふたつめは、首の後ろのくぼんだところから少し外側にある部分、天柱(てんちゅう)と呼ばれます。
この2つのツボを親指の腹でやさしく押します。
それぞれ左右同時に5秒ずつ。
わかりづらいときは、テニスボールを2つハンカチで包み、その上にあおむけに寝て首を刺激するとよいかと思います。
*首のうしろと目のたるみは、一見関係ないようにもみえますが、肩こりや眼精疲労の場合は首や首の付け根も硬くなっていることが多いのです。
これでだいぶ、すっきりした感じがしませんか?
4.目の下のクマって?
目の下のたるみとよく一緒に語られる、「クマ」の悩み。
こちらで紹介している表情筋を鍛える方法では、「青いクマ」「黒いクマ」についても予防、改善していこうとするものです。
一般に、「青いクマ」は血行不良からくるものですが、睡眠不足や疲労、パソコン・スマホ画面を長時間見続けることが原因にあげられます。
また、「黒いクマ」は、もともと目の下にある脂肪が少ない人に見られますが、加齢によって目の周りに生じたたるみの下にへこみが出来て、それがクマとなるパターンです。
化粧だけではなかなかごまかせないものなので、普段から血行をよくする、たるみを予防するなどの方法が必要になってくるのです。
睡眠時間をたっぷりとって、血行不良を改善する食べ物(鉄分やビタミンE)をとるという、体作りはまず必要です。
眼精疲労もそのままにせず、ホットパックやアイスパックであたためたり冷やしたりして疲れを緩和させましょう。
繰り返しお伝えしていますが、目の周りは皮膚が薄くてとてもデリケートなので、支持じん帯やツボ押しの際は、ゴシゴシこすらないでくださいね。
読んでくださりありがとうございました。