「気が付いたら、口をあけて寝ていた!」ということはあると思います。
疲れているときになりがちですが、「最近は朝起きたら、異様にノドが乾く」「言葉が聞き取りづらいと言われた」こんなことに思い当たったら、口呼吸をしているのかも。
口呼吸の原因は、鼻炎やアレルギーのほかに、口周りの筋肉の衰えも関係があります。
年齢だから仕方ないと思っていると、口臭や虫歯につながることも。
口元の衰えは、見た目や健康に影響してくるのです。
20代後半から、口もとはたるむ!
いつからでしょうか?
口角が下がっているのに気づいたのは。
早い人では20代後半から下がり始めます。
これには生活習慣も関係していて
●普段から人としゃべることが少ない
●表情をあまり変えない
●固い食べ物を食べない、よくかまない
という状態が長く続くと、口元の筋肉が衰えてたるんでくるのです。
これが進んでくると、あごに向かってタテ線が入ってきて、ほうれい線との2本立て!
さらに老けた印象になってしまいます。
口角からあごにかけての線はマリオネットラインともいわれます。
マリオネットラインが深くなる前に表情筋エステを始めましょう。
簡単にできるので、続けられますよ。
夜、リラックスしながら行いましょう。
【ポイント】
口元の筋肉は複雑に入り組んでいるので、広い範囲をやさしくほぐします。
あごの周辺
あご先の少し横部分に人差し指、中指、薬指3本の指の腹をおいて、周辺部分も含めて広い範囲をやさしくほぐしていきます。
左右30秒ずつ。
口角周辺
あごの周辺と同様に、口角の少し下に人差し指、中指、薬指3本の指の腹をおいて、周辺部分も含めて広い範囲をやさしくほぐしていきます。
左右30秒ずつ。
マリオネットラインができる部分を意識しながら行います。
気を付けたいあご下のシワ
写真を撮るときなど、若いうちは、唇をすぼめたりしてポーズをとることもあります。
それはいいのですが、だんだんとクセになってきて無意識に考えことをしているときにも口元に力を入れていると、アゴの下に梅干しのようなシワが目立ってくるのです。
これではせっかくの若々しさが台無し。
老けてみえるだけでなく、険しい表情で近寄りがたい印象を与えかねません。
しまいには、口元に力を入れなくてもその部分の筋肉が固まってしまっているため、常に梅干しシワが現れてしまうことも!
ここは早めにほぐしておきたいものです。
それでは始めましょう
人差し指、中指、薬指3本の指の腹をあご先において、くるくる30秒ほど動かして筋肉をほぐします。
念入りにやさしく解きほぐしてあげましょう。
美容器具で口元を鍛える
口元の筋肉を鍛えるために、美容に敏感な人たちのあいだですでに広まっているのが「パタカラ」という美容器具です。
もともとは、発音障害のためのリハビリ器具として使われていたものを歯列矯正などの用途にも応用して作られたものです。
パタカラの商品はいくつか種類はありますが、一般的な使い方としては、唇と歯茎のあいだに装着して、口を閉じることで、表情筋に負荷がかかり、自然に運動が促されるしくみです。
種類によっては、自分の口にあわない、歯茎にあたって痛いという声もたまに耳にしますので、仕様などを調べてみることをおすすめします。
肌への負担を軽くしたい方は、美顔器と専用美容液を併用することでほおと口元を引き締める効果も期待できるでしょう。
「Re;Born」は、ヒト幹細胞培養液を配合した2種類の美容液をつけ、週に2回、10分使用をめやすで使用します。
エステに通う感覚であれば、単体で購入するよりも、定期コースがお得です。(12回継続が条件)
普段から口元の筋肉を意識する
表情筋エステとあわせて物を食べるときもよくかむなどして口元の筋肉を使うように心がけましょう。
表情を豊かにすることは今まで習慣になかった人にとっては、すぐにできないかもしれません。
演劇の稽古で使われる基礎の発声練習「あ・え・い・う・え・お・あ・お・あ・お」(稽古場によって多少異なります)を小さな声でもよいので、口を大きくあけて真似をしたり、たとえ感情が動かなくても無理に笑った顔、驚いた顔をしてみるのはおすすめです。
おおげさな、と思うくらいがちょうどよいです。
自分の考えている1.5倍くらいのおおげさな表情で相手に喜怒哀楽が伝わります。
実際にサービス業のワタシも意識して表情を作っています。
余談ですが、笑う場合も口よりも目元から笑顔を作っていき、その次に口角を上げています。
ときどき使いすぎて顔が痛くなってしまうことがありますが・・・。
顔の筋肉は体の他の筋肉と同様に、久々に使うとこわばってしまいます。
使ったあとはやさしくほぐしてあげるのを忘れずに。血行もよくなり、すっきりとしますよ。
若々しさのステップは、表情筋エステと皮膚への保湿、メイクの3本立てで若々しさをキープしていきましょう。
読んでくださりありがとうございました。