コンシーラーは、肌の悩みを隠すものとして長年使われています。
でも気になるところにつけていくと、うまくバランスがとれずにどんどん厚塗りになってしまうことがありませんか?
結果、不自然に見えたり、化粧もよれたりして、理想とはかけ離れてしまうことも!
今回はコンシーラーをきれいに付けるコツをご紹介します。
目次
1.他人はそこまであなたを見ていない
多少のシミやそばかす、ニキビ跡をとても気にする人は多いのですが、正直他人はそこまで見ていません。
もしもコンシーラーは絶対必要!と思っている人は試しにコンシーラーをつけずに外出してみてください。
外で自分を鏡で見たときにコンシーラーで隠したいつもの厚い肌ではない自然な肌に気づくでしょう。
実はコンシーラーは扱うのが難しいアイテムなのです。
使えば使うほど指で押してしまって、ファンデーションがはがれてしまったり、とても厚塗りになって悪目立ちしたり、せっかくのファンデーションを台無しにしてしまいがちです。
時間をかければかけるほど失敗する率も高くなってしまいます。
2.まずは、ファンデーションで確認してみよう
美肌ポイント、すなわち目の下から頬骨の高いところを通ってこめかみまでの部分。
ここにファンデーションを盛っていけば、肌全体からツヤが出ているかのように見え、また立体感も出ます。
頬骨の上にファンデーションを盛るので、ここがますます前に出ているように見えるからです。
すると、顔のシミやそばかすがほとんど気にならなくなります。
反対にあまり塗っていない頬骨の下はくぼんで見えます。
ここで顔のでこぼこがはっきりとします。
美肌ポイントが前へ出てくると、そこに光を集めることができるのです。
また、単純に美肌ポイントはシミ、そばかすも多いゾーンなので、ここを盛ると自然に肌の全体がきれいに見えます。
ファンデーションを美肌ポイントに盛った段階で、いつもと違った印象になります。
美肌ポイントだけに塗れば、もうほかに塗る必要がないかも、という気にさえなります。
まずはトライしてみてください。
シミやそばかすも気にならなくなったらコンシーラーはつけなくても大丈夫です。
少々のシミやそばかす、ニキビ跡なら気にせずに美肌ポイントをうまく仕上げることに注力しましょう。
また、目の周りのクマやくすみなどが気になるならば、ピンク系の下地を塗ることでカバーができます。
シミやシワは気にし過ぎないようにして、鏡はもっと引いて見てください。
近づきすぎで鏡を見ている人が本当に多いのです。
3.やっぱりコンシーラーを使いたい場合は
そうはいっても突然出てきたニキビや、寝不足続きで目の下にクマができてしまったというときもあるでしょう。
ファンデーションを塗ってもやっぱりシミは気になるし・・・。
どうしてもコンシーラーを使わなければという場合の効果的な使い方も知っておきたいものです。
まず、コンシーラーにはリキッドタイプと硬いタイプの2種類があります。
リキッドタイプ
デリケートな目の下のクマに使います。
目の下にできたクマは柔らかい部分なので、硬いタイプのコンシーラーをつけると、なじみづらくコンシーラーが目立ってしまいます。
硬いタイプ
ニキビ、シミ、ホクロ用に使います。
これらのポイント使いには、リキッドタイプのものだと隠しきれず、意味のないものになってしまいます。
コンシーラーはどの段階で使う?
基本的には、ファンデーションを塗ったあとです。一部、化粧直しにも使用します。
4.目の下のクマをコンシーラーでカバーする方法
黄色やオレンジ系の柔らかいリキッドタイプのコンシーラーを、目の下にライン状に軽く伸ばし、ファンデーションを伸ばすときに使ったスポンジで、軽くぽんぽん叩いていってください。
スポンジにしみ込んだファンデーションの残りを使ってなじませていくイメージです。
(注意)くれぐれも手で伸ばしたり、指で叩いたりしないでください。
美肌ポイントにのせたファンデーションがヨレたりはがれたりして、無駄になってしまいます。
目元の悩みは、スキンケアの段階からケアしておきたいものです。
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5.シミやニキビなどをコンシーラーでカバーする方法
硬いコンシーラーの塗り方にはコツがあります。
それは綿棒を使うことです。
ポイントは、使う前に必ずその綿棒の先を垂直につぶして平らにしてください。
この平らな部分にコンシーラーを垂直に押し付け、その後、隠したい部分にも垂直に当てましょう。
とんとん綿棒の平らな部分で叩きながらなじませてください。
シミをカバーするには、もうひとつ工夫が必要です。
それは2色のコンシーラーを使うこと。
まず、オレンジ系のコンシーラーを塗ったら、その上に自分の肌色に近い色を重ねます。
一度シミの暗い部分をオレンジ系で明るくしてから、肌色になじませることで目立たなくなります。
(注意)指を使って塗ってしまったら、ファンデーションがはがれてしまい、逆効果です。
めん棒を使った方法でやるとはがれづらくなります。
こうしてカバーをしたあと、ファンデーションを使ったスポンジでとんとんフタをするように優しく押さえることで自然になじみます。
6.アラフォー世代がコンシーラーを使ってはいけない場所
夕方ともなると、顔がくすんできます。
ほうれい線の影が気になるときでもあります。
これをカバーしようとして、ほうれい線のラインにそってコンシーラーを使う人がいますがそれはNG!
時間が経って乾燥してくると、よけいにシワっぽくなって老けた印象になってしまうのです。
この場合は、「隠す」ことより「明るくする」して目立たなくさせましょう。
使うのは、伸びのよいクリームタイプのハイライト。
ツヤや透明感をうたっているものなら、自然に見えます。
塗りかたはリキッドタイプのコンシーラー同様に、ほうれい線にうすく塗って指でまわりに伸ばしたら、スポンジでトントンなじませていきます。
できれはコンシーラーを使うよりは、自然な肌を楽しみたいものです。
それには、日ごろの素肌を健康に保つことが大切です。
読んでくださりありがとうございました。