目を大きく見せるためのアイシャドウとは?

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アイメイクのアイテムの一つにアイシャドウがあります。

各コスメブランドから、さまざまなカラーが出ていますね。

気分やファッションに合わせて選ぶ楽しみがあります。

けれども、もしも目を大きく見せたいならば、色よりももっと大切なポイントがあることをご存知でしょうか?

1.アイシャドウをのせるときのコツ

●目だけでなく、鏡に顔全体が映る距離まで近づいてから始めます。

人はパーツではなく、顔全体をみて印象を決めるので、パーツをメイクしているときも常に全体のバランスを意識するようにしてください。

●片方を仕上げて、もう片方を仕上げるのではなく、作業は左右同時にすすめます。

つまり、右のまぶたにAのシャドウをのせたら、次は左のまぶたにAのシャドウをのせるということです。

これはどちらかのシャドウを濃くしてしまうことを防ぎ、両目のバランスがとりやすいという理由からです。

2.まずは上まぶたにシャドウをのせる

①パレットにあるオフホワイト色のアイシャドウを指にとり、手の甲にいったん伸ばします。

伸ばすことで色が薄くなります。

②①のアイシャドウを、まつ毛とまゆ毛の間に広めにのせていきます。

色が軽くつく程度にぼかすようにのせていきます。

(ポイント)

●くすり指で伸ばすと余計な力が入りづらくてよいです。

●ここではオフホワイト色を主張させないでください。

次にのせるブラウン色が浮き立ってみえないようにするための隠し色の役割だからです。

③ブラウンのアイシャドウを指にとり、手の甲で伸ばして色を薄めます。

いきなりまぶたにのせて、濃くなってしまうのを防ぐためです。

④③をまつ毛のすぐ上からアイホールに向かってのせます。

この段階は陰影をつくるための作業です。左右交互にのせていってください。

(ポイント)

●それぞれ自分の目の形や大きさが異なるので、まぶたの低い位置から入れていってください。

●目をあけたりとじたりしながら目をあけたときにブラウンのアイシャドウが見えていて、まぶたが少しくぼんで陰影が出ていれば大丈夫です。

⑤左右が同じ高さでアイシャドウが出ているかを確認してください。

一重まぶたや二重まぶたの人はシャドウの幅を少し狭く、奥二重まぶたの人は少し広めの幅で置いていってください。

ここでいうブラウン色のアイシャドウはあくまでも色を見せるのではなく、陰影をつけることが目的となります。

3.次に下のまぶたにシャドウをのせる

下まぶたについては、指でつけると幅が広すぎるため、チップを使います。

柄の長さがある程度あるほうが使いやすいのですが、なければアイシャドウパレットに付属しているチップでも構いません。

なるべく細いものがグッドです。

①チップにブラウンのシャドウをとって、これも手の甲でなじませてください。

チップにとっていきなり入れ始めるのは失敗のもとです。

色が濃すぎたり、量が多すぎたりするからです。

(ポイント)

下まぶたは細かい部分なので、やり直すのに手間がかかってしまいます。

色がついたものはすべていったん手の甲に出すことがポイントです。

②なじませたチップは、下まぶたのまつ毛がはえているギリギリのキワにのせます。

目尻から3分の1くらい、目を大きくしたい人は3分の2といったぐあいに細く入れていきます。

(ポイント)

●目が大きく見える場所、入れる位置もそれぞれ違いますのでここでも色々試してみてください。

●目が大きい人は下まぶたには入れないほうがよいです。

下まぶたにブラウン色を入れると目がくぼんで立体感が作れます。

そうやって陰影がつきましたので、これが顔立ちをはっきりさせる基礎となります。

4.さらに女性らしく

仕上げは涙袋(大きくニッコリ笑ったときに、目の下が盛り上がる部分)にオフホワイトを少しのせます。

これがあると目がうるうると見え、女性らしさが増します。

年齢に関係ありません。

オフホワイト色は、上のまぶたにのせたのと同じ色もしくは、パールピンクなどでもよいです。

それを細いチップで目の下の涙袋に目頭からすっとひとすじ入れてください。

目尻にいくにしたがって、だんだん消えていく感じです。

(ポイント)

●ここでも、涙袋にのせる前に、一度手の甲に出して色をなじませましょう。

●ここで使うチップは下まぶたで使ったものとは別のチップにしてください。

チップに残ったブラウン色が、目の周りを黒ずませてしまいます。

5.アラフォー世代のアイシャドウ

つい、慣れたやりかたで、濃いめの色味でグラデーションをつけるというメイク法を続けていませんか?

実は、ナチュラルメイクのほうが若々しくみえるのです。

(ポイント)

●目の下のクマのラインにリキッドタイプのコンシーラーをのせて、指で目のキワまでなじませます。

指に残ったコンシーラーは、上まぶたと目尻の切れ込み部にも薄く伸ばしておくとくすみがカバーできます。

●まぶたにのせるシャドウとしては、濃い色は使いません。

パール感のある明るいシャドウをのせたら、引き締め色はオレンジ系を使用することで、若々しい印象になります。

(ブラウン色のシャドウは、アイラインの役割として入れていきます)

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まぶたがくぼんでいるタイプは

まぶたがやせて、アイホールがくぼんでいるタイプの方は、まぶたをふっくらと見せられるピンク系のベージュや、パールの入ったゴールド系のシャドウをアイメイク完成後にくぼみの部分に重ね塗りしてみてください。

まぶたがたるんでいるタイプは

まぶたが重く、はれぼったいタイプの方は、アイメイクの最初に透明感のあるブルーのコントロールカラーを下地に使用してからメイクを始めてください。

肌色の膨張を寒色のブルーで抑えてすっきりした印象となります。

すでに自分のスタイルが出来上がっている方も多いと思いますが、メイク法も時代によって少しずつ変化しています。

最近のナチュラル志向にあわせたメイクも取り入れてみてください。

アイシャドウは目を大きく見せるための最初のステップです。

次回は、まつ毛メイクのお話しをします。

読んでくださりありがとうございました。

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