アイシャドウを塗り終わったら、次にアイラインを引くのが一般的ですね。
でも、うまく引けていないことが多いのも事実。
実は、それはまつ毛が邪魔になっているからかもしれません。
ここではアイシャドウの次はまつ毛を上にあげるステップをご紹介します。
目次
1.まつ毛が上がると目も大きく見える?
まつ毛を先にあげておいたほうが、アイラインを入れやすくなります。
アイシャドウを塗る前にまつ毛を上げる人もいるくらいです。
そして、自分で思っている以上にまつ毛はもっと上がります。
これは、ビューラーの使い方次第。化粧品の力を借りなくても、自力で美しいまつ毛のカールを作ることは可能です。
おしゃれ感を高めるために、「目尻のまつ毛だけは下げたい」と言う場合も、まず上がったまつ毛があってこそです。
下がったまつ毛で目が小さくなってしまっては意味がなくなってしまいます。
目が大きく見えるかどうかは、このまつ毛の上がり具合によります。
自分のまつ毛をめいっぱい上げたらどれだけ目が大きく見えるのかを確認しましょう。
まつ毛を上げると目が大きく見えるだけではなくて、目の中に光がたくさん入ってくるのでそのぶんきれいに見えたりもします。
2.効果的なまつ毛の上げかた
では実際にまつ毛を上げていきましょう。
欠かせないアイテムはビューラーです。
ひじを上げて手首をしっかりと返しながら上げていくのがコツです。
①まつ毛の根元から少しずつ、ひじを上げ、手首を返しながら数回に分けて上に向かって挟みます。
②おわりに手首をそらせて天井へ向けます。
こうすることでまつ毛の先端までカールできます。
痛いと感じたら
ひじと手首を返していれば、痛みは出ません。
痛みを感じるのは、力が入ってしまって、まぶたを挟んだひじが下がっているときです。
下にひっぱられて痛むのです。くれぐれもひじは上げてください。
目がこわすぎると思ったら
今までにやったことがないくらいまつ毛を上げ切ると、目をむいた状態になり、「こわい、こんなはずじゃなかった!」という感じになってしまいますが、心配はいりません。
これは、あくまでも途中の行程でしかありませんから。
このあと、いくつかのステップでアイメイクを完成させていきます。
言われたとおりにやってみても上がらない理由
「ちゃんと、ひじを上げて手首もうまく返しているのに、思ったようにまつ毛が上がらないんですけど」と思った人。
今一度、自分の使っているビューラーのゴムを点検してみてください。
古くなって汚れていたり、割れていたりアイシャドウが付いて固くなってしまっていませんか?
いくら体の動きがうまくなっていても、ゴムがよくないとまつ毛を挟むことができないので根元からきれいに上げることができないのです。
そうすると自然と力を入れてしまい、まつ毛を傷めてしまうことにもなります。
ゴムは新しいものに替えてください。
だいたい半年が目安ですが、まつ毛が前より上がらなくなれば交換時期です。
100円ショップで買えるので、ここはいさぎよく取り換えましょう。
まつ毛を上げ切るテクニックは一日で成功するものではありません。けれども毎日練習を積めば必ず上達しますので、あきらめずに続けてくださいね。
3.まつ毛を上げたあとにはコレを塗る
この持ち上がったまつ毛は、時間とともに下がってきます。
持続させるためにおすすめするのは、キープ剤です。
カールが落ちてこないというマスカラもありますが、個人によって差も出てくるわけで、カールキープ剤をマスカラの前にひと塗りするだけで持ちが断然変わります。
高いものでなくてもよいものがあります。
使いかた
①簡単まつ毛の下から、すっとなでるようにつけます。
②あとは乾くまで待ってください。
メイクが崩れないということは、こういった小さいことの積み重ねで成り立っています。
表に見えないことだけれど、これが見た目全体を変えてくれるのです。
4.キープ剤が乾くまでに必ずやってほしいこと
まつ毛のカールキープ剤が乾くまでのあいだ、何もせず待っているわけではありません。
ここで次の大切なステップであるアイラインを引くのです。
ここでは、まつ毛を多くみせるために、まつ毛が生えている根元に、まつ毛とまつ毛のあいだを埋めるように入れるのがコツです。
カールされたまつ毛の下からペンシルアイライナーで、ツンツンとつつくように入れていくのです。
こうすることによりまつ毛とまつ毛のあいだが埋まっていき、毛がたくさんあるように見えます。
ビューラーで先にまつ毛を上げておいたほうが、アイラインを入れる場所がわかりやすいということをおわかりいただけたでしょうか。
次回は、アイラインの具体的な入れかたについてお話ししていきます。
読んでくださりありがとうございました。