最近、髪をブローするときになんだか焦げるような臭いがするなあと思っていたら・・・ある日、ドライヤーのスイッチが付かなくなりました。
とうとう寿命がきてしまったのです。
考えてみれば、約11年も役に立ってくれました。
感謝しつつも、さて困った。
すぐに買わなければ!
今はどんなドライヤーがあるのでしょう?
今回、なるべくリーズナブルで使いやすいドライヤーを探しつつ、思ったことをお話していきます。
目次
ドライヤーがすぐこわれる原因
少なくとも小学校高学年からドライヤーを使い始め、今回壊れてしまったのは3台目です。
途中でクルクルドライヤーやヘアアイロンと併用しつつも、けっこう長くもつものです。
人によっては、「ドライヤーがすぐこわれる」と言いますが、主な理由は
・使用する人数が多い(家族が多い)
・湿気の多い場所に置いていた
・電源コードに折り目をつけてしまった(断線の可能性)
・HOTの強風ばかりを長時間使用
ことがあげられます。
10年前のドライヤーと違うのはココ
今回、家電量販店や通販サイトを調べたり、美容師さんや知人に聞いてわかったことは、ドライヤーの基本的な形や機能というのは、実は昔も今もそんなに変わっていないということです。
違うところをあげるならば「〇〇イオン」「美髪モード」といった付加価値がついたことでしょう。
価格帯別にピックアップ
ドライヤーの価格はさまざまです。
1000円程度のものから5万円近くするものまで幅広く、それに合わせた機能があります。
さすがに1000円代だと、10年前のものと変わりがないので、付加機能のある4000円前後・7000円前後・15000円前後の3ランクに分けてピックアップしてみました。
なるべく安く購入できるページをご紹介しておりますが、価格は時期や販売店によって異なります。ご了承ください。
「4000円前後のドライヤー」
パナソニックマイナスイオンヘアドライヤー「イオニティ」EH-NE38
●折りたたみ可能
●温風温度 (室温30℃の時):
約80℃ (ターボ時)、約100℃ (ドライ時)
●風量:1.63/分 (ノズル装着なしの時・ターボ時)
●本体寸法:高さ21.1×幅20.1×奥行7.9cm
●質量:約475g
家電量販店のドライヤー売り場は、パナソニック製のドライヤーが一番多く見られます。
まず、ブランド力でしょう。
信頼度はNo1といってもよいと思います。
3000円以内できっちりと機能は果たしています。
以前のパナソニック製と比べるとやや風量少な目、温度が低いと感じる方もいますが、サイズのわりに軽量なこともあって、おおむね高評価です。
電源コードの長さは1.7mと標準タイプです。
●折りたたみ不可
●温風温度 (強風時):約85℃
●本体寸法:高さ21.5×幅24×奥行8.2cm
●風量:1200W(強風)
●質量:約560g
もともと業務用で作られたドライヤーで、デザインはシンプル。
希望小売価格が12600円となっているところ、3000円台という大幅ダウンで通販サイトで販売されています。
コードが2.7mと長いのは、やはり業務用ならでは。
部屋を移動しながらブローできそうです。
音についてはどうしても前に使っていたものとの比較にはなりますが、「静か」ではありません。
髪にツヤが出てきたという声も多くあります。
COOLボタンを押しているときだけ、冷風が出るところは、使う人によって賛否が分かれるところです。
また折りたたみができないのと、コードが太めなので収納場所に工夫が必要です。
「7000円前後のドライヤー」
テスコム TID2600 プロテクトイオンヘアードライヤー
●折りたたみ可能
●風量:2.2m3/分・1300W
●本体寸法:高さ23.3×幅25.7×奥行9.4cm (セット専用フード付き)
●本体質量(重量):670g(セット専用フード付き)
パナソニックと並んで、テスコムブランドのドライヤーも人気があります。
このタイプは風量があるも、熱さを感じにくく、髪のボリュームも出ます。
切り替えスイッチの上にある、エアボリュームダイヤルで、お好きな風量の調節が可能。
乾かす時間が短くなったという声が多く、ロングヘアの方にはおすすめです。
難点は重量ですが、これはスタンドが付いており、ハンドフリーで使うこともできるところが面白いです。
【ご参考までに】
同じメーカーのテスコムNobbyNB-2503は、「お手頃なもの」として美容師さんもおすすめしており、セルフブローのお店でときどき見かけます。
温風温度が115℃とかなり高め。
業務用に作られたたため、コードも3mと長く、重量も720gと重いです。
大体、650gを超えると重いと感じる方が多くなるようです。
クレイツイオン グレイスムービングドライ CID-S729PG
●折りたたみ不可
●風量:1500W(強風)
●本体寸法:高さ22×幅22.5×奥行10cm(ノズル除く)
●本体質量(重量):700g
1500Wとハイパワーです。
音が大きいという声は多めです。
こちらも美容院で使われているものでコード長さは3mで重めです。
美容院でブローされているかのようにエアルーバーで小刻みな風を送れるのが特徴なので腕を振らなくても髪に風が行き届きます。
吸い込み口キャップがはずせてお手入れできるのはよいですね。
ボタンで段階調節ができますが操作に慣れるのに少し時間がかかるかも。
価格は、6000円未満のお店もあるようです。↓
「15000円前後のドライヤー」
12000円を超えたあたりから、どこのメーカーも機能が安定しており、大きくはずすことはないようです。
パナソニック ナノケアヘアードライヤー ナノイー EH-NA99
●折りたたみ可能
●温風温度:125℃
●風量:1200W(ターボ) 1.3m3/分(ターボ)
●本体寸法:高さ22.7×幅21×奥行9.0cm
●質量:約575g(セットノズル含まず)
パナソニックのナノケアは知人では2人使用していて、どちらもくせ毛でうねっていたのが、しっとりと落ち着いていたのには驚きました。
マイナスイオンをさらに微細化させたナノイオンが髪への浸透を助けるというものです。
スカルプモード(地肌にやさしい60℃の温風)やスキンモード(ミネラルを含んだ冷風で顔にあてる)もさることながら、目新しいところでは「毛先集中ケアモード」が搭載され、毛先に風があたりやすい風量で、温風と冷風を交互にあてることで、まとまりやすくなっています。
風量的に物足りなさを感じる人もいますが、価格が高いだけのことはあるでしょう。
ルーヴルドー 復元ドライヤー LJ-365
●折りたたみ不可
●温風温度:80℃(高)
●本体寸法:高さ18.3×幅22.8×奥行10.1cm
●質量:約715g
こちらも美容院で使われているものでコードは3m。
育成光線という、人体の細胞と共振作用をおこす波長を放射させて体や髪を元気にするというドライヤーです。
特徴的なのは、これまでのドライヤーと違い、低温で髪にできるだけ近づけることです。
熱で乾かすのではなく、振動で乾かす方式なのだとか。
この育成光線で体にも使えるということ。
その点ではコストパフォーマンスはよいと思います。
デザインとスイッチの位置に好き嫌いが出るところと、持ち手が短めで持ちづらい場合がありそうです。
リュミエリーナ HBE2-G
●折りたたみ不可
●温風温度:120~140℃
●本体寸法:高さ22.9(ノズル除く)×幅23.45×奥行6cm
●質量:約615.5g(ノズル除く)
2万円超えのドライヤーです。デザインは可愛い。
風量の感じ方に差があるようです。
わりと音はします。
思いのほか、熱さは感じないという声が多いです。
こちらも美容院で使われていますが、これまでご紹介したもののなかではコードも2mと短め、重量もさほどではありません。
そんなこともあって美容師さんがおすすめしやすいようです。
温風と冷風のダブル使いで髪がサラサラになったという声も多くみられます。
分子や遺伝子を活性化させる技術を搭載しているので、髪や肌にも使えます(肌は冷風で)。
デザインとスイッチの位置に好き嫌いが分かれるところです。
番外編
ダイソン スーパーソニックヘアドライヤー HD01 ULF IIF
そうそう手を出せる価格ではないけれど、たしかに気になるダイソンのドライヤー。
美容愛好家はいち早く手にしましたね。
早く乾くという声も多いです。
自分も家電量販店で試してみました。
独特のボディは重心が偏らないように考えられ、持ちやすくなっており、パワフルなわりに音が静かなのはさすがです(ダイソン独自のモーター音がします)。
髪に近づけても過度の熱を与えない造りになっています。
まとまりがよくなったと絶賛の声の反面「これだけ高いんだから、良くて当たり前」と思ってしまうドライヤーです。
結果、買ったのは・・・
ドライヤーは長く使うものだから、頑張って12000円くらいのものを購入したいところですが、当初からリーズナブルで自分に合ったものを希望していたので、テスコムに決めました。
時短というところも大きな理由です。
現在、使ってみて音はやや大きめ(といっても前の方が大きかった)ですが、乾くのが早いので重さもさほど気になりませんし、温風と冷風の切り替えをして髪もまとまって満足しています。
最近のドライヤー事情を知ることができて個人的にはよかったと思います。
購入の決め手はそれぞれ異なると思いますが、「買ってよかった」と思えるものに出会いたいですね。
読んでくださりありがとうございました。