「遠赤外線」なら聞いたことがあるけれど、「近赤外線」という言葉は、まだ広くは知られていないようです。
実は、近赤外線は紫外線以上にお肌にとって注意しなければいけないのです。
目次
遠赤外線と近赤外線の違い
ざっくりいうと、人間の目に見える範囲で一番長い波長を持つのが「赤」。
さらにもっと長い波長になると、もう見ることができません。
赤の外にある波長なので「赤外線」と呼ばれます。
そして、赤外線には「遠赤外線」と「近赤外線」の2種類があります。
遠赤外線
あらゆる物質から放射されています。
そのなかで、健康器具などで取り上げられている遠赤外線は、熱エネルギーが動物や植物の深部まで伝わりやすいという特徴を持っています。
人の体でいうと、体の芯まで温まるといった感覚です。
遠赤外線の暖房器具などがあります。
近赤外線
遠赤外線に比べて波長が短い赤外線のことを言います。
遠赤外線とは用途が異なり、パソコンやスマートフォンのブルーライト、家電のリモコンなどにも応用されています。
これだけなら、生活に便利なものなのですが、実は今、近赤外線は、紫外線よりも危険な存在だと言われているのです。
近赤外線がお肌に与える影響は?
太陽光に含まれるのは、紫外線、可視光線、近赤外線があり、これまで何度となく注意喚起されていたのが紫外線でした。
紫外線にもUV-AとUV-Bの2種類があります。
UV-B:届く範囲は、角層から表皮の近くまで
シミ、そばかすの原因を作る
UV-A:届く範囲は、表皮の下の真皮まで
シミおよびシワの原因を作る
今回、取り上げる近赤外線は、紫外線よりも波長が長く、そのぶん、皮膚の真皮のさらに奥、皮下組織まで届くため、シワやたるみの原因になることがわかってきました。
しかも、近赤外線の量は紫外線に比べて3倍とも5倍ともいわれているのです。
わからないぶん、用心が必要
紫外線の研究については、前からなされており、最低限の紫外線は浴びたほうがよいのですが、近赤外線については、強い近赤外線を当てると確かに皮膚の筋膜に変化は起きますが、微弱な近赤外線を長時間浴びると、どういったことになるのかはまだはっきりわかっていません。
ということは、余計にお肌に対しては、注意が必要ということになります。
近赤外線対策をしよう
紫外線同様、近赤外線も太陽光ですから3月から量は増加し、5月~8月にピークを迎えます。
時間帯も10時~14時が一番強くなります。
しかし、他の季節や時間も油断は禁物。
お肌のことを考えるならば、年間を通して対策が必要です。
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(いずれも楽天ショップより)
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肌への負担を極力おさえたい、乾燥しづらい日焼け止めをお探しの方におすすめです。
といった意見がありますが、決定的に残念なクチコミは見当たりませんでした。
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23種類の美容成分が配合されています。
ブルーライトや近赤外線だけでなく、大気の汚れもガード
残念なクチコミは、おおよそ量の少なさと、他メーカーに比べて同じ色味でも暗めだという意見が大多数でした。
ほかは高評価が多かったです。
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べたつかず、汗や水に濡れても白くならないウォータープルーフタイプです。
機能的には、満足の評価です。
もともとゴルフ用に開発されたものなので、日焼け止めについては自信があるのですね。
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最近は、近赤外線対策をされた帽子、日傘、サングラス、腕カバーが販売されています。
もちろん、紫外線対策も兼ねています。
日焼け止めなどと違い、破損しない限りは翌年も使えそうですが、布類や樹脂にも寿命があり、定期的に取り換える必要があります。
これをきっかけに、近赤外線対策グッズに変えてみてはいかがでしょう?
読んでくださりありがとうございました。