お肌のお手入れについては、もう「ゴシゴシこする」「パンパン叩く」ことをしてお肌を痛めている方は少なくなりました。
ただ、無意識に「〇〇のお手入れはこうするもの」と思い込んでいる場合もあるのです。
今回は、知っておいたほうがよいフェイスケアのコツをご紹介します。
目次
唇がカサつく原因
唇がガサガサする経験は誰にもあるでしょう。考えられる原因は、
・空気の乾燥
・紫外線を浴びることによる乾燥
・食事、メイクによる摩擦や汚れ
などです。
そして唇がガサガサすると、つい何度も唇をなめてしまい、さらに乾燥を招いてしまうという悪循環につながります。
唇を元気にするビタミン
これは、口内炎も含めて皮膚と粘膜の健康のためにはビタミンB2、ビタミンB6を摂取することをおすすめします。
ビタミンB2は、サケやマスといった魚介類をはじめ、卵、乳製品、豆製品などに多く、ビタミンB6は唐辛子、ニンニク、穀類、まぐろやレバー、バナナなどに含まれています。
メイクを落とすときも注意
アイメイクは、きちんと落とすのにリップメイクはさほど気にしていない人が多いようです。
きちんと落とし切れていないとお肌と同じで、リップクリームを塗っても効率が悪くなります。
唇はデリケート
部屋でも外でも、お顔の肌以上に唇は乾燥しがちです。
それもそのはず、唇の皮膚はとても薄く油分を保つための皮脂腺がないのです。
このようにデリケートな唇ではありますが、お肌のターンオーバーが一般的に28日であるのに対して、唇は3~5日といわれています。
ということは、正しくケアをすれば回復も早くなると期待できますね。
リップックリームの正しい塗りかた
1日のなかでも、お肌に化粧水を入れる回数よりもリップクリームを塗る回数のほうが多いのではないでしょうか?
そこで、しっかり保湿をするには、リップクリームも効果的に塗る必要があります。
ところで、何気なく目にしたコマーシャルやテレビ番組でのワンシーンで、リップクリームを塗っている映像が頭に残っていませんか?
唇の端から端までぐるっと塗る映像です。
一応塗ってはいますが、きちんと保湿をするなら、唇のタテのシワに沿って塗るほうが効果的なのです。
時々、市販のリップクリームでも唇が荒れてしまう場合もあるので、医薬品を検討したり皮膚科などの病院で相談するのもよいと思います。
耳も顔の一部です・・・が
お風呂からあがって、耳そうじをするのが日課となっている人もいらっしゃるでしょう。
体はきれいにしたのに、耳の中が汚れていると気持ち悪いから・・・それ、よくわかります。
ただ耳のアカは、ホコリや古くなってはがれた皮膚というただの汚れではなく、外部から入った菌を殺菌したり、耳の中の湿度を適度に保つ役割もあります。
耳アカは外耳の部分にたまっていき、少しずつ外へ移動するので本来ならば、自然に排出されます。
毎日こまめにお手入れしたい気持ちはありますが、これが炎症を起こす可能性もあるのです。
耳そうじのやりかた
綿棒(もちろん未使用)を耳の入り口から1cmほど入れます。
そしてやさしく耳アカをかきだします。
くれぐれも奥まで入れないように。
また、お手入れは月に2回くらいまでがおすすめです。
とはいえ、あまりに耳掃除をやらないと、人によっては耳アカがたまりすぎて聞こえづらい状況になります。
私自身も、最近耳が聞こえづらくなり、耳鼻咽喉科に行くと「うまく耳そうじができていませんね」と言われ、掃除をしてすっきりした経験があります。
様子をみながら、ケアをしていくのがよさそうです。
化粧水のシートパックはお手入れの最後
ふつうは、お肌のお手入れの最後は保湿クリームです。
ただ、乾燥の激しいお肌は保湿クリームを塗ってもうまく、中に入ってくれないときもあります。
ただ上に盛っているような感覚ですね。
そんなとき、保湿クリームの上から化粧水をしみこませたティッシュをのせることで、保湿クリームの成分が肌になじみやすくなります。
パックのしかた
・ティッシュペーパーを6つ折りにして化粧水をたっぷり含ませます。
ケチると効果は半減するので、お手頃価格のもので大丈夫。
・ティッシュを破らないように、ひろげて(破れそうなら2枚重ねにしたり2つ折りの状態で片方の顔ずつにのせてもOK)顔にのせ、手でやさしく押さえます。
・ついでにリンパの流れも促します。
人差し指、中指、薬指で顔のラインを上から下にやさしく3回ずつなでおろします。
ラインの場所は
- こめかみ
- 目の下
- 小鼻の横
上記3か所からそれぞれ下になでおろしましょう。
・最後にティッシュの上から手でやさしく3秒おさえたら、ティッシュをはずして終了です。
ちょっとしたコツで、フェイスケアの効果もアップします。ぜひ試してみてくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました。