マスクをした時に気を付けるべきメイクと表情

シェアする

冬から春にかけては、マスクをつける機会がぐんと増えます。

そうなるとファンデーションがこすれて取れやすくなってしまうのが悩みの種。

また、マスクをつけて接客やサービスをする職業の方は、表情が伝わりづらいためマイナス印象を与えてしまいかねません。

今回は、最低限のポイントに絞って心がけておきたい点をお話しします。

改めてマスクのつけ方・外し方をおさらいしよう

今やウイルスや花粉症といった様々なトラブルに見舞われる時代。万が一に備えて自分が周囲に迷惑をかけないように、また少しでも空気中に漂うウイルスから自分を守ろうとしてマスクをつけるわけですが、その際うっかりマスク本体を触っていませんか?

マスク本体はあくまで顔のみに触れるようにしましょう。

つける前には手指を清潔に

これは言うまでもありませんよね。

マスクが入った箱やパッケージもホコリがつかないようにしたいものです。

マスクの耳ひもを持って取り出し、つける

「ちゃんと手洗いした指だからカンペキ!」

つい油断してしまいがちですが、手洗いが不十分になりがちなのは親指、中指、薬指なのです。

もしかしたら小指を使ってマスクをつけたり外したりしている人を見かけたことがあるかもしれません。

違和感を覚えがちですが実際は正解だったりするのです。

上のワイヤーを鼻の形にあわせ、内側をふくらませるようにつける

これも、極力マスクの縁をおさえるようにしてすきまをなくします。

なるべく口に密着させないように内側にスペースを作りましょう。

しゃべりにくくなるのを防ぐとともに唇周りのトラブルも防げます。

食事ではずすときは、表面を上にして置く

マスクの内側を外気にさらさないために、ティッシュやペーパータオルを敷いた上にマスクの外側を上にして置きます。

食事のあとは、口の周りをきれいにふきとってからマスクをつけましょう。

捨てるときもマスクの耳を持ってはずす

1日のおわりにはマスクの表面は目に見えない汚れなどがたくさんついているので、触らないようにしてそのままごみ箱へ捨てましょう。

ベースメイクで気を付ける点

「マスクをはずしたら、ファンデーションがあちこち付いていた!」

替えを持っていれば別ですが、うっかり人に見られたら恥ずかしいし、その都度取り替えるのはもったいないですよね。

そこでなるべくマスクに付く量を減らすための簡単なコツをあげてみました。

化粧下地はマスト

「どうせマスクをするから」とベースメイクに手を抜くと、よりメイクが崩れてしまいます。

ファンデーションの前にはしっかり化粧下地を全体に伸ばしておきましょう。

ファンデーションは薄く薄く

化粧下地をしっかり伸ばしていれば、ファンデーションは重ね付けしなくても肌になじみやすくなります。

ファンデーションはスポンジやパフを使って薄く、薄く付けましょう。

パウダーは無色のものを使う

メイクがマスクに絶対に付かないということはありません。

色味のあるパウダーはそれだけで、マスクに付いたときに目立ってしまいます。

無色のパウダーを使ってなるべく目立たせないように気を付けましょう。

マスクをはずしたときのお肌のケア

「マスクをしているほうが、皮膚にうるおいがある」

マスクを付けたばかりのころは、そう考えがちですし、実際、鼻や口から出る息でマスクの内側は湿気が多くなります。

でも肝心なのは、マスクをはずしたとき。

言ってみれば、水で洗顔したまま放置したのと同じ状態になります。

つまり肌の水分がどんどん失われて乾いていくということ。普段よりもケアが必要なのです。

化粧水パック

目元、口元、ほうれい線など乾燥しやすい場所に化粧水を浸したコットンを貼ってパックします。

コットン自体が乾いて肌から離れやすくなったらすぐにはがすのがポイントです。

長く付けていると、逆に水分をもっていかれてしまいますから。

リップクリームはたっぷり使おう

マスクを付けている時期はまず、保湿をうたったリップクリームを使用しましょう。

コットンパックと同時に、ラップで唇をパックするのもおすすめです。

マスク顔で笑顔を伝えるテクニック

マスクをしていなければ、口角だけ上げても笑顔になります。

けれども「あの人、目は笑ってなかったわ」と感じたことはありませんか?

実は、よほど気持ちが動いていなければ目に表情が現れることはありません。

普段の接客などではまずは笑顔を求められることが多いですが、マスクをした状態でどれほど伝わるでしょうか?

それほど目で笑うのは難しいのです。

でもちょっとしたコツさえつかめば大丈夫。まずは鏡をみながら練習してください。

口角を上げるのでなく、頬骨を上げる

これは、通常の応対で笑顔を伝える場合です。

ほっぺたの一番高くなったところを引き上げるようにすると自然と目の形が「なだらかな山」になります。

繰り返すと顔が疲れますが、これは顔のストレッチにもなるので、気力がある人は続けてみてください。

目を細める

応対のクライマックスや、お客様を見送るときなど“心をこめた笑顔”といえるものです。

目を細めると表情がやわらいだ印象となります。

ただし眉間にシワを作ってしまうと逆効果です。

くれぐれも目だけを細めること。

頬骨を上げるのに疲れたらこちらのテクニックも磨きましょう。

声は高めに

マスクをすると、どうしても声がくぐもりがちです。

かといって大声を出してノドを痛めてしまっては元も子もありません。

好印象を与えるには、声のトーンを上げる必要があります。

また、高齢者に対しては話すスピードを落とすことも大切です。

いつもよりオーバーアクションでよい

人は、第一印象として顔と声で相手のイメージを決めてしまうところがあります。

その意味ではマスク顔はマイナス要素となります。

話をするときは、両手を使って感情を表現するくらいでちょうどよいと思います。

マスクをしているとつい、気持ちも下向いてしまいがちですが今回の記事がお役に立てれば幸いです。

スポンサーリンク

シェアする

フォローする

スポンサーリンク